CONCAT関数の使い方｜複数セルの結合・改行・空白除去もまとめて解説

エクセルで「複数のセルをまとめて1つの文字列にしたい」と思ったことはありませんか？そんなときに便利なのがCONCAT関数。以前使われていたCONCATENATE関数の後継で、よりシンプルに文字列を結合できます。

この記事では、「CONCAT関数とは？」という基本から、「複数セルをまとめて結合」「改行や空白セルを無視する方法」など、実務で役立つテクニックまで丁寧に解説します。初心者の方にもわかりやすい図解付きです！

CONCAT関数（マッスルたけちゃん）

マッスルたけ

エクセルと筋肉は裏切らない！！！マッスルたけちゃんだ！ブランド服より割れた腹筋！よし、今日はCONCAT関数についてレクチャーするぞ！

まさる

CONCAT関数って…えーと、なんか筋肉を“ぎゅっ”と結合するやつですか？

マッスルたけ

惜しいけど違う！CONCAT関数は、複数のセルの内容を“ひとつにまとめる”文字列結合用の関数なんだ！

まさる

へぇ〜、それって改行したり、スペース入れたりもできるんですか？

マッスルたけ

そこがポイントだ！CONCAT自体は単純な結合だけ。スペースや改行を入れるには、自分で “&CHAR(10)” みたいに組み合わせる必要があるぞ！

まさる

なるほど、TEXTJOINの方が便利そうだけど、CONCATは初心者にはわかりやすいんですね！

マッスルたけ

そういうこと！まずはCONCATで基本を固めてからTEXTJOINに進むのが“筋トレの王道”だ！関数も筋肉も、基礎を固めてから応用だぜっ！

CONCAT関数とは？（初心者向け解説）

CONCAT関数の特徴

CONCAT関数の構文（入力方法と引数）

CONCAT関数の基本構文は以下の通りです。

【引数の説明】

※ セル範囲（例：A1:A3）も指定可能ですが、結合順序には注意が必要です。

CONCAT関数の使い方（具体例付き）

CONCAT関数の使い方を説明します。

CONCAT関数の応用テクニック｜仕事で役立つ活用法

応用テクニック①：複数セルをスペース入りで結合する

具体例：
名前や住所など、複数のセルをスペースを挟んで結合したいときに便利な使い方です。たとえば、姓と名が分かれているデータをフルネームにしたい場合に使えます。

メリット：

• セル間にスペースや記号を簡単に挿入できる
• データの表示を整えることで見やすさがアップ

応用テクニック②：複数行を改行付きで結合する（CHAR(10)との併用）

複数セルを改行付きで1つのセルにまとめたい場合に活用します。

例：複数の住所パーツを1セルで見やすく表示したいとき。

※セル内で改行表示するには、「折り返して全体を表示」にチェックを入れてください。

メリット：

• 複数情報を1セルにまとめられ、印刷・共有にも便利
• TEXTJOINが使えないExcelバージョンでも改行対応できる

CONCAT関数 よくある質問（FAQ）

よくある質問（FAQ）をまとめました。

• Q1: CONCAT関数で改行を入れるにはどうすればいいですか？
• A1: CHAR(10)を使用することで改行できます。例：=CONCAT(A1,CHAR(10),B1)。セルの書式設定で「折り返して全体を表示」にチェックを入れることも忘れずに。

• Q2: CONCAT関数で空白セルを無視して結合できますか？
• A2: CONCAT関数では空白セルもそのまま結合されます。空白を除外したい場合はTEXTJOIN関数やIF関数との併用が有効です。

• Q3: CONCAT関数とTEXTJOIN関数の違いは何ですか？
• A3: TEXTJOIN関数は区切り文字の指定や空白セルの無視が可能で、CONCATより高機能です。単純な結合だけならCONCAT関数が手軽です。

• Q4: CONCAT関数がうまく動かないのですが？
• A4: セル参照のミスや結合対象が存在しない、文字列以外のデータ型が含まれている可能性があります。関数式や対象セルを確認してください。

CONCAT関数のまとめ

CONCAT関数は、複数セルの文字列を簡単に結合する便利な関数です。改行やスペースの追加も可能で、データの整形に活躍します。

【ポイント整理】

マッスルたけ

これでCONCAT関数もバッチリだ！レッツ筋トレ！