LEFTB関数
マッスルたけ
エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!
マッスルたけ
よし、今日はLEFTB関数についてレクチャーするぞ
まさる
LEFTB関数は、LEFT関数と同じように左端からなにかをする関数ですか?
マッスルたけ
そうだ。LEFTB関数とは、文字列の左端から指定したバイト数分を取り出す関数だ。
まさる
バイト数?
マッスルたけ
漢字とか全角文字を2バイト、半角文字は1バイトとして計算するんだ。
いつも通りできるだけだれでもわかりやすい様に図解入りで説明するからついてこい!
LEFTB関数とは
LEFTB(レフトビー)関数は、文字列の左端から指定したバイト数分を取り出す関数です。この関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして数えます。
- LEFTB関数は左側から指定したバイト数分を取り出す関数
- LEFTB関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして計算する
LEFTB関数の使い方
LEFTB関数の構文を確認します。
LEFTB関数には引数(ひきすう)が2つあります。第2引数は省略可能です。
- 「文字列」はセルを指定することもできます。
- 「文字列」のなかに含まれるスペースも半角、全角で区別されます。
- 文字列を引数に直接指定する場合は「”」(ダブルクォーテーション)で囲んで指定します。
【引数の説明】
引数名 | 説明 |
文字列 | 直接文字列を指定するか、セルを指定します。 ※文字列を指定する場合は、「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。 |
バイト数 | 第2引数のバイト数は省略可能です。省略すると1となります。 |
LEFTB関数で取り出した結果
LEFTB関数でさまざまな文字列を指定した文字数分だけ取り出してみた結果を確認してみます。
細かいところで注意が必要です。
B列:文字列
C列:バイト数を省略
D列:バイト数を1文字指定
E列:バイト数を2文字指定
F列:バイト数を3文字指定
G列:バイト数を4文字指定
C列:バイト数を省略
D列:バイト数を1文字指定
E列:バイト数を2文字指定
F列:バイト数を3文字指定
G列:バイト数を4文字指定
マッスルたけ
指定したバイト数を取り出した結果がこれだ!
文字列に全角が含まれているところに注目してくれ!全角は2バイトで計算するが、指定したバイト数が全角分(2バイト)に満たない時はその文字は取り出せないんだ!
【解説】
LEFTB関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして計算します。
LEFTB関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして計算します。
No | 文字列 | 説明 |
1 | 123456 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
2 | 123-4567 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
3 | 1-234-56 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
4 | 2345 | 全て全角です。 1バイトを指定する時は、最初の「2」は2バイトのため、取り出せません。 2バイトを指定することで取り出せます。 同様に3バイトを指定すると「23」は4バイトとなり、 「2」までしか取り出せません。 |
5 | muscle56 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
6 | ABCD | 「AB」だけ全角、「CD」は半角です。 No4と同様の結果です。 |
7 | あいう | 全て全角です。 No4と同様の結果です。 |
8 | 小 久保 恵 | 「小」のあとに半角スペースがあります。 分かりにくいですが、3バイトを指定した時は、 「小」+「 」(半角スペース)を取り出しています。 |
まとめ
マッスルたけ
LEFTB関数では、左端から指定のバイト数分の文字を取り出す関数だから、使い方次第ではいろんな応用ができる。データの加工などでも意外に使う場面があるから覚えておいて損はないぞ。
LEFTB関数とLEFT関数では結果が違うから、取り出した結果はしっかり確認してくれよな!
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