MAXIFS関数
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よし、今日はMAXIFS関数についてレクチャーするぞ!
なにかの最大値を求める関数ですか?
そうだ。ただ求めるだけではなく、条件付きで最大値を求めるんだ。
例えばMAXIFS関数ではAクラスの最高得点を求めたりすることもできるだ。
AクラスやBクラスの最高得点を一度に求めたりできるんですね?
そうだ!いつも通りできるだけだれでもわかりやすい様に図解入りで説明するぞ!ついてこい!
MAXIFS関数とは
MAXIFS(マックスイフス)関数は、指定した複数の条件に一致する、セルの最大値を求める関数です。
MAXIFS関数は複数の条件を指定(対象を絞る)して最大値を求める
【指定できる条件】
- 特定の文字列の指定
- 数値や日付の一致・比較
- 部分一致
- ほかにもさまざまな条件の指定が可能
条件を指定しての最大値を求めるのは様々な場面で指定できますが、具体的にはこんな時に使います。
- 日付などを条件にして最大値を求めたい
- 点数の一覧からクラス別に最高得点を求めたい
- 売上実績の一覧から地域別に最大の売上を求めたい
今回は例として、クラス別に最高点を出すことを行います。赤枠内にMAXIFS関数が入っています。
MAXIFS関数の書式
MAXIFS関数の書式を確認します。
MAXIFS関数は、「条件範囲1,条件1」、「条件範囲2,条件2」の組合せを最大126個の組合せまで指定できます。
複数の条件は、AND条件とみなされます。つまり、全ての条件に一致したデータで、かつ最大範囲内の対象セルから最大値が求められます。
それぞれの引数には以下のような意味があります。
【引数の説明】
No | 引数名 | 説明 |
1 | 最大範囲 | 最大値を求めるセルの範囲を指定します。 |
2 | 条件範囲1 | 「条件1」の検索対象になるセルの範囲を指定します。 |
3 | 条件1 | 「条件範囲1」のセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。 |
4 | [条件範囲2…] | 任意指定です。 「条件2」の検索対象になるセルの範囲を指定します。 |
5 | [条件2…] | 任意指定です。 「条件範囲2」のセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。 |
条件の記述方法
MAXIFS関数の第3引数である条件には、さまざまな指定方法があるので、今回はその中でも代表的な指定方法を説明いたします。
第2引数の「条件範囲」からセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。
【文字列を指定する場合】
文字列を指定する場合は、「”」(ダブルコーテーション)で囲みます。
【セルを指定する場合】
セルを指定することもできます。
この例では、年代別にフィットネスジムの最大訪問回数を求めています。
>1 | >=1 | =1 |
<1 | <=1 | <>1 |
ワンポイントプロテイン(アドバイス)
最大値を求める関数にはMAX関数とMAXIFS関数の2つだ。MAXIF関数はないから注意してくれよな!
まとめ
MAXIFS関数は条件付きで最大値がいち早くわかる関数だからその場面場面で使い分ければOKだ。
マネジメントをしている人は評価などでも使えるから、MAX関数とMAXIFS関数を覚えておくと便利だぞ!
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