SUMIFS関数
マッスルたけ
エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!
マッスルたけ
よし、今日はSUMIF関数からさらに悪魔的に化けたSUMIFS関数についてレクチャーするぞ
まさる
SUMIF関数は、SUM関数とIF関数の良いとこどりしたみたいな関数でしたね。
マッスルたけ
そうだ。しかし、今回のSUMIFS関数は悪魔的にさらに成長してるんだ!正直、アーノルド先輩もこれにはビビったはずだ!
よし、早速始めるぞ!
SUMIFS関数とは
SUMIFS(サムイフス)関数は、指定した複数の条件に一致する、セルの合計値を求める関数です。
SUM関数は指定した範囲をすべて合計
SUMIF関数は1つの条件を指定(対象を絞る)して合計
SUMIFS関数は複数の条件を指定(対象を絞る)して合計
条件の指定方法はSUMIF関数と変わらないです。
【指定できる条件】
- 特定の文字列の指定
- 数値や日付の一致・比較
- 部分一致
- ほかにもさまざまな条件の指定が可能
よくある例として部署別や地域別で、男女の成績が知りたい時などに使います。今回は例として、クラス別に男女の合計点を出すことを行います。赤枠内にSUMIFS関数が入っています。
SUMIFS関数の使い方
SUMIFS関数の構文を確認します。
SUMIF関数は、「条件範囲1・条件1」、「条件範囲2・条件2」の組合せを最大127個まで指定できます。
複数の条件は、AND条件とみなされます。つまり、全ての条件に一致したデータで、かつ合計対象範囲内の対象セルの合計が計算されます。
【引数の説明】
No | 引数名 | 説明 |
1 | 合計対象範囲 | 合計の対象となるセル範囲を指定します。 「条件範囲」と「条件」で絞り込まれた結果について、この「合計対象範囲」内の数値が合計されます。 |
2 | 条件範囲1[2…] | 「条件」の検索対象となるセル範囲を指定します。 |
3 | 条件1[2…] | 「条件範囲」のセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。 |
条件の記述方法
SUMIFS関数の第3引数である条件には、さまざまな指定方法があるので、今回はその中でも代表的な指定方法を説明いたします。
第2引数の「条件範囲」からセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。
文字列を指定する場合は、「”」(ダブルコーテーション)で囲みます。
セルを指定することもできます。
【条件に式を指定する場合】
検索条件では、比較演算子を使用することができます。比較演算子を使う場合は、「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。
この例では、Aクラスかつ英語(C列)が80点以上の生徒の合計点(H列)の合計点(385+394=779)を出すことになります。
この例では、Aクラスかつ英語(C列)が80点以上の生徒の合計点(H列)の合計点(385+394=779)を出すことになります。
使用できる比較演算がこちらです。
>1 | >=1 | =1 |
<1 | <=1 | <>1 |
ほかにも指定方法はたくさんあります。ほかにも指定方法で知りたいのがあれば、コメント欄よりご連絡ください。
ワンポイントプロテイン(アドバイス)
マッスルたけ
SUMIFS関数でも条件を1つにすればSUMIF関数と同じになる。ただし、SUMIF関数とSUMIFS関数では引数の順番が違うので気を付けてくれよな!
まとめ
マッスルたけ
SUMIF関数とSUMIFS関数の2つを覚えてしまえば、筋肉SUMマイスターだ!
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