文字列操作関数

VALUE関数の使い方|文字列を数値に変換できないときの原因と対処法を解説!

文字列操作関数

Excelで「見た目は数値なのに、計算できない…」と困ったことはありませんか?それ、実は文字列として認識されているのが原因かもしれません。そんなときに役立つのがVALUE関数です!

この記事では、初心者でもわかりやすく、VALUE関数の使い方や数値変換の具体例、よくあるエラーの対処法まで丁寧に解説していきます。

 

VALUE関数(マッスルたけちゃん)

マッスルたけ
マッスルたけ
「エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!ブランド服より割れた腹筋!よし、今日はVALUE関数についてレクチャーするぞ!」
まさる
まさる
「VALUE関数って…数字の合計とかを出すやつですか?」
マッスルたけ
マッスルたけ
「惜しいっ!でも違う!VALUE関数は、文字列っぽく見える数字を“本物の数値”に変換する筋肉的変換機能だ!たとえば『100』って文字列を、ちゃんと計算できる数値に変えてくれるんだ!」
まさる
まさる
「えー、それって地味だけどめちゃくちゃ便利じゃないですか!表計算で文字のままだと計算できないですもんね。」
マッスルたけ
マッスルたけ
「その通り!しかも、CSVや外部データを取り込んだときに“見た目は数値”でも内部的には文字列ってことがよくある。VALUE関数を使えばそういう“隠れ筋肉不足”も解消できるぞ!」
まさる
まさる
「なるほど…!見た目で判断するのは危険ですね。これからはちゃんと筋肉——じゃなくて、数値変換を確認します!(笑)」
マッスルたけ
マッスルたけ
「その意識、大事だぞ!Excelも筋トレもフォームと基礎が命!VALUE関数でデータに“本物の力”を与えよう!」

VALUE関数とは?(初心者向け解説)

VALUE関数は、文字列として扱われている「数値らしきデータ」を、正しく“数値”に変換する関数です。

たとえば、CSVなどの外部データをExcelに取り込んだときに、「100」や「2023/10/01」などが文字列扱いになることがあります。このままでは計算やフィルター処理がうまくいきません。VALUE関数は、そうした“見た目だけ数値”を“本物の数値”に変換してくれます。つまり、計算ができるようにしてくれる便利な関数です。

 

VALUE関数の特徴

  • 見た目は数値でも文字列のデータを本物の数値に変換できる
  • 日付形式の文字列も自動で日付値に変換可能
  • 引数は1つだけ。初心者にも使いやすい
  • 他の関数(IF、TRIM、IFERRORなど)との組み合わせが柔軟
  • 計算エラーの原因になりやすい「文字列数値問題」を簡単に解消できる

 

VALUE関数の構文(入力方法と引数)

VALUE関数の基本構文は以下の通りです。

=VALUE(文字列

【引数の説明】

引数名 説明
文字列(必須) 数値に変換したいデータ(セル参照や “100” のような直接入力)を指定します。

 

VALUE関数の使い方(具体例付き)

VALUE関数の使い方を説明します。

見た目ではわかりにくいですが、A列は文字列の”100″になります。数字の100ではないため、足したり引いたりはできません。

 

VALUE関数の応用ポイント

引数の文字列はセルを指定する必要はありません。

  • =VALUE(“100”)数値100に変換
  • =VALUE(“2024/01/01”)日付データに変換される
  • =VALUE(“abc”)エラー(#VALUE!)

 

エラー対策にはIFERROR関数と組み合わせるのが効果的:

=IFERROR(VALUE(“abc”), “変換できません”)

これにより、エラー発生時に「変換できません」と表示され、ユーザーにとっても親切な表示になります。

 

VALUE関数の応用テクニック|仕事で役立つ活用法

VALUE関数は、文字列を数値に変換する基本的な使い方だけでなく、他の関数と組み合わせることでさらに実用的になります。ここでは、実務で役立つ応用テクニックを紹介します。

応用テクニック①:IFERRORと組み合わせてエラー回避

具体例:
CSVデータに「-」や「空欄」が含まれている場合、VALUE関数だけでは #VALUE! エラーが出ることがあります。IFERROR関数と組み合わせることで、エラーを回避してわかりやすい表示が可能です。

元データ 関数式
“100” =IFERROR(VALUE(A2), “変換不可”)→100
“-“ =IFERROR(VALUE(A3), “変換不可”)→変換不可
“” =IFERROR(VALUE(A4), “未入力”)→未入力

 

メリット:

  • エラーを見やすくカスタマイズ
  • フォーム入力や外部データ処理に最適

応用テクニック②:TRIMやSUBSTITUTEと連携して“見えない文字”を除去

VALUE関数は「数値に見える文字列」しか変換できません。スペースや改行が混ざっていると変換に失敗します。
そこで、TRIM関数やSUBSTITUTE関数と組み合わせることで、正しく変換できるようになります。

元データ 関数式
“100” =VALUE(TRIM(A2))→100
“1,000”(カンマあり) =VALUE(SUBSTITUTE(A3,”,”,””))→1000

 

メリット:

  • 複雑な文字列データも数値化できる
  • 金額や数量のデータ整形に便利

 

VALUE関数 よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)をまとめました。

  • Q1: VALUE関数で「100」が変換できないのはなぜですか?
  • A1: 文字列としての「100」に見えても、スペースや全角文字が混ざっていると変換できません。TRIMやSUBSTITUTEを併用しましょう。
  • Q2: VALUE関数とTEXT関数の違いは何ですか?
  • A2: VALUE関数は文字列を数値に変換、TEXT関数は数値を整形して文字列に変換する役割があります。
  • Q3: VALUE関数で日付文字列を変換したらシリアル値が出ました
  • A3: Excelでは日付も数値で管理されているためです。セルの表示形式を「日付」に設定すると見やすくなります。
  • Q4: VALUE関数を使うとき、#VALUE! エラーが多発します
  • A4: 数値に変換できない文字(記号やアルファベットなど)が含まれている可能性があります。IFERRORとの併用がおすすめです。
  • Q5: VALUE関数はどんなときに使うのが効果的?
  • A5: 外部データ(CSVなど)から取り込んだ値が文字列扱いされているときに、正しい数値として扱うために使うのが効果的です。

 

VALUE関数のまとめ

VALUE関数は、文字列のように見える数値を“本物の数値”として認識させるための関数です。
エラー回避や他関数との組み合わせで、実務の精度と効率が格段に上がります。

 

【ポイント整理】

  • VALUE関数は「文字列→数値」に変換する関数
  • 数式は =VALUE(文字列) のシンプルな構文
  • TRIM・SUBSTITUTEと併用すると変換精度がアップ
  • IFERRORでエラー処理も柔軟に対応
  • 外部データやCSVの整形に超便利!

 

マッスルたけ
マッスルたけ

これでVALUE関数もバッチリだ!レッツ筋トレ!

 

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