エクセルを使っていると、文字列を操作することが頻繁にあります。その際に活躍するのが「RIGHTB関数」です。RIGHTB関数は、文字列の右側から指定したバイト数分の文字を抽出するための関数です。特に、全角文字や半角文字が混在している場合に便利です。
このページでは、RIGHTB関数の使い方や特徴を実践的な例を交えて解説します。
RIGHTB関数(マッスルたけちゃん)







RIGHTB関数とは(初心者向け解説)
ExcelのRIGHTB関数は、指定した文字列の右側から、バイト単位で指定した数の文字を取得する関数です。特に、日本語のように1文字が2バイトの言語で便利に使われます。RIGHT関数と似ていますが、バイト単位で処理するため、文字数とバイト数が異なる場合に注意が必要です。
RIGHTB(ライトビー)関数は、文字列の右端から指定したバイト数分を取り出す関数です。この関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして数えます。
- RIGHTB関数は右側から指定したバイト数分を取り出す関数
- バイト数は、全角は2バイト、半角は1バイトとして計算する
RIGHTB関数の特徴
- 文字列の右側からバイト単位で指定した長さの文字を取得できる
- 日本語などのマルチバイト文字に対応
- 英数字は1バイト、日本語は2バイトとしてカウントされる
- right 関数とは異なり、バイト単位で処理されるため注意が必要
- データの加工や一部の情報を抽出する際に便利
RIGHTB関数の構文(入力方法と引数)
RIGHTB関数の構文を確認します。
RIGHTB関数には引数(ひきすう)が2つあります。第2引数は省略可能です。
- 「文字列」はセルを指定することもできます。
- 「文字列」のなかに含まれるスペースも半角、全角で区別されます。
- 文字列を引数に直接指定する場合は「”」(ダブルクォーテーション)で囲んで指定します。
【引数の説明】
| 引数名 | 説明 |
| 文字列 | 直接文字列を指定するか、セルを指定します。 ※文字列を指定する場合は、「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。 |
| バイト数 | 第2引数のバイト数は省略可能です。省略すると1となります。 |
RIGHTB関数の使い方(具体例付き)
RIGHTB関数で取り出した結果
RIGHTB関数でさまざまな文字列を指定した文字数分だけ取り出してみた結果を確認してみます。
細かいところで注意が必要です。
C列:バイト数を省略
D列:バイト数を1文字指定
E列:バイト数を2文字指定
F列:バイト数を3文字指定
G列:バイト数を4文字指定

指定したバイト数を取り出した結果がこれだ!
文字列に全角が含まれているところに注目してくれ!全角は2バイトで計算するが、指定したバイト数が全角分(2バイト)に満たない時はその文字は取り出せないんだ!
RIGHTB関数は全角は2バイト、半額は1バイトとして計算します。
| No | 文字列 | 説明 |
| 1 | 123456 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
| 2 | 123-4567 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
| 3 | 1-234-56 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
| 4 | 2345 | 全て全角です。 1バイトを指定する時は、最初の「5」は2バイトのため、取り出せません。 2バイトを指定することで取り出せます。 同様に3バイトを指定すると「45」は4バイトとなり、 「5」までしか取り出せません。 |
| 5 | muscle56 | 全て半角なので、指定したバイト数分を取り出せています。 |
| 6 | ABCD | 「ABC」は半角、「D」は全角です。 1バイトを指定する時は、最初の「D」は2バイトのため、取り出せません。 2バイトを指定することで取り出せます。 「BC」は半角なので、3バイトを指定すると「C(半角)D(全角)」が取り出せます。 |
| 7 | あいう | 全て全角です。 No4と同様の結果です。 |
| 8 | 小 久保A恵 | 漢字以外は半角のスペースとAがあります。 2バイトを指定することで、「恵」を取り出しています。 3バイトを指定することで、「A恵」を取り出しています。 4バイトですが、「保」は2バイトのため、バイト数が満たなく、「A恵」を取り出しています。 |
RIGHTB関数 よくある質問(FAQ)
よくある質問(FAQ)をまとめました。
- Q1: RIGHTB関数で文字列を切り取るとき、全角文字と半角文字の違いをどう扱うのですか?
- A1: RIGHTB関数は「バイト単位」で文字列を処理します。全角文字は2バイト、半角文字は1バイトとしてカウントされるため、全角文字と半角文字が混在する場合でも、指定したバイト数通りに文字列を抽出することができます。
- Q2: RIGHTB関数とLEFTB関数の違いは何ですか?
- A2: RIGHTB関数は文字列の右側から指定したバイト数分を抽出するのに対し、LEFTB関数は文字列の左側から指定したバイト数分を抽出します。どちらもバイト単位で文字列を操作しますが、取り出す位置が異なります。
- Q3: RIGHTB関数でエラーが表示される場合はどうすれば良いですか?
- A3: 「#VALUE!」エラーが表示される場合、指定したバイト数が文字列のバイト数を超えている可能性があります。この場合は、バイト数を調整することで解決できます。また、文字列が空の場合もエラーが発生するため、エラー処理を組み合わせて使用することが推奨されます。
- Q4: RIGHTB関数はマルチバイト文字に対応していますか?
- A4: はい、RIGHTB関数はマルチバイト文字にも対応しています。全角文字は2バイトとして扱われるため、漢字やひらがな、カタカナを含む文字列を正確に処理できます。
- Q5: RIGHTB関数の引数に文字列以外の値を指定した場合、どうなりますか?
- A5: RIGHTB関数の引数に文字列以外の値を指定した場合、エクセルは自動的にその値を文字列として扱います。ただし、数値の場合は、文字列に変換する必要があるため、数値型のデータを文字列に変換してから使用することが望ましいです。
RIGHTB関数のまとめ

RIGHTB関数では、右端から指定のバイト数分の文字を取り出す関数だから、使い方次第ではいろんな応用ができる。データの加工などでも意外に使う場面があるから覚えておいて損はないぞ。
RIGHTB関数とRIGHT関数では結果が違うから、取り出した結果はしっかり確認してくれよな!






コメント