AVERAGEIFS関数
エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!
よし、今日はAVERAGEIF関数からさらに悪魔的に進化したAVERAGEIFS関数についてレクチャーするぞ
AVERAGEIF関数は、AVERAGE関数とIF関数の良いとこどりしたみたいな関数でしたね。
そうだ。しかし、今回のAVERAGEIFS関数は悪魔的にさらに成長してるんだ!正直、アーノルド先輩もこれにはビビったはずだ!
よし、早速筋トレを始めるぞ!
AVERAGEIFS関数とは
AVERAGEIFS(アベレージイフス)関数は、指定した複数の条件に一致する、セルの平均を求める関数です。
AVERAGEIF関数は1つの条件を指定(対象を絞る)して平均を計算
AVERAGEIFS関数は複数の条件を指定(対象を絞る)して平均を計算
【指定できる条件】
- 特定の文字列の指定
- 数値や日付の一致・比較
- 部分一致
- ほかにもさまざまな条件の指定が可能
よくある例として部署別や地域別で、男女の成績が知りたい時などに使います。今回は例として、クラス別に男女の平均点を出すことを行います。赤枠内にAVERAGEIFS関数が入っています。
AVERAGEIFS関数の使い方
AVERAGEIFS関数の構文を確認します。
AVERAGEIFS関数は、「条件範囲1・条件1」、「条件範囲2・条件2」の組合せを最大127個まで指定できます。
複数の条件は、AND条件とみなされます。つまり、全ての条件に一致したデータで、かつ平均対象範囲内の対象セルの平均が計算されます。
【引数の説明】
No | 引数名 | 説明 |
1 | 平均対象範囲 | 平均の対象となるセル範囲を指定します。 「条件範囲」と「条件」で絞り込まれた結果について、この「平均対象範囲」内の数値が計算されます。 |
2 | 条件範囲1[2…] | 「条件」の検索対象となるセル範囲を指定します。 |
3 | 条件1[2…] | 「条件範囲」のセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。 |
条件の記述方法
AVERAGEIFS関数の第3引数である条件には、さまざまな指定方法があるので、今回はその中でも代表的な指定方法を説明いたします。
第2引数の「条件範囲」からセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。
文字列を指定する場合は、「”」(ダブルコーテーション)で囲みます。
セルを指定することもできます。
この例では、Aクラスかつ英語(C列)が80点以上の生徒の平均点(H列)の平均点((77+78.8)/2=77.9)を出すことになります。
>1 | >=1 | =1 |
<1 | <=1 | <>1 |
ワンポイントプロテイン(アドバイス)
AVERAGEIFS関数でも条件を1つにすればAVERAGEIF関数と同じになる。ただし、AVERAGEIF関数とAVERAGEIFS関数では引数の順番が違うので気を付けてくれよな!
【AVERAGEIF関数とAVERAGEIFS関数の注意点】
まとめ
AVERAGEIF関数とAVERAGEIFS関数の2つを覚えてしまえば、AVERAGEマイスターだ!
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