LENB関数

エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!ブランド服より割れた腹筋!

よし、今日はLENB関数についてレクチャーするぞ

もしかして、何かを合計する関数ですか?

おお、惜しい!確かに数を数える関数だけど、これは文字列のバイト数を数えるんだ!
たとえば、筋肉の成長記録をエクセルで管理するとき、日本語の文字数とバイト数を意識しないと筋肉と同じで計算ミスするからな!

筋肉関係ないですよね???

いや、筋肉も細かく分析することが大事なんだ!エクセルでトレーニングログをつけるとき、日本語と英数字が混ざると正確な長さを測れないことがある。それを助けるのがlenb関数だ!

なるほど…!

いつも通りできるだけだれでもわかりやすい様に図解入りで説明するぞ!ついてこい!
LENB関数とは
Excelのlenb関数は、指定した文字列のバイト数(データ量)を取得する関数です。特に、日本語のような2バイト文字を含むデータを扱う際に便利です。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとしてカウントされるため、データの正確な長さを把握するのに役立ちます。エクセルでデータ管理をする際、文字数ではなくデータサイズを知りたいときに使用します。
LENB(レングスビー)関数は、文字列のバイト数を求める関数です。この関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして数えます。
- LENB関数はバイト数を求める関数
- バイト数は、全角は2バイト、半角は1バイトとして数える
LENB関数の特徴
- 文字列のバイト数を取得できる
- 半角文字は1バイト、全角文字は2バイトでカウント
- 日本語などの多バイト文字を含むデータ処理に適している
- len関数と異なり、データの容量を意識した管理に向いている
- 文字コードの影響を受けるため、システムによって動作が異なる場合がある
LENB関数の構文(入力方法と引数)
LENB関数の構文を確認します。
LENB関数には引数(ひきすう)が1つあります。
- 「文字列」はセルを指定することもできます。
- 「文字列」のなかに含まれるスペース、句読点、数字などは、全角・半角で区別されます。
- 文字列を引数に直接指定する場合は「”」(ダブルクォーテーション)で囲んで指定します。
【引数の説明】
引数名 | 説明 |
文字列 | 直接文字列を指定するか、セルを指定します。 ※文字列を指定する場合は、「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。 |
LENB関数の基本例(実際の使い方を解説)
LENB関数で数えた結果
LENB関数について、バイト数の結果を確認してみます。
B列にさまざまな文字列を入力し、LENB関数を用いてバイト数を数えてみます。

LENB関数で求めたバイト数がこれだ!
LENB関数は全角は2バイト、半角は1バイトとして計算します。
No | 文字列 | 説明 |
1 | excelmuscle | 全て半角なので、11バイトとなります。 |
2 | 123456 | 全て半角なので、6バイトとなります。 |
3 | 123456 | 全て全角6文字です。 全角が2バイトとなるので、12バイトとなります。 |
4 | ABCDE123 | 全て半角なので、8バイトとなります。 |
5 | ABCDE123 | 「E」と「3」は半角です。それ以外は全角です。 全角が6文字、半角が2文字となり、14バイトとなります。 |
6 | A B C 1 2 | 文字の間に半角のスペースが入っています。 全角が5文字、半角スペースが4つとなり、9バイトとなります。 |
ワンポイントプロテイン(アドバイス)

LEN関数とLENB関数を組み合わせることで全角文字のみの入力制限とか、半角文字のみの入力制限ができるようになる。
LEN関数で文字数を数えた結果と、LENB関数でバイト数を数えた結果が一緒ならば全て半角です。
LEN関数で文字数を数えた結果と、LENB関数でバイト数を数えた結果の2倍と一緒ならば全て全角です。
LEN関数の結果 = LENB関数の結果 * 2 ⇒対象のセルの文字列は全て全角
判定のセルにはIF関数を入れています。このようにLEN関数とLENB関数を組み合わせることでセル内の制限を行うことが出来ます。

LEN関数については、ここ↓で説明しているから参考にしてくれ!
まとめ

LENB関数はバイト数を求める関数だ。あまり使うことはないかもしれないが、LEN関数と一緒に使うことでバイト数とは違う使い方ができるようになるぞ!まさにマッスルと知恵次第だ!
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