AVERAGEIF関数
エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!
よし、今日はAVERAGE関数が悪魔的に進化したAVERAGEIF関数についてレクチャーするぞ
SUMIF関数が悪魔的に変わったのと同じように条件付きの平均が計算できるんですね?
わかってきたな!エクセルの関数には規則性があるんだ。だからコツさえ掴めれば簡単だぞ!よし、早速AVERAGEIF関数のレクチャーを始めるぞ!
AVERAGEIF関数とは
AVERAGEIF(アベレージイフ)関数は、指定した条件に一致する平均値を求める関数です。
【指定できる条件】
- 特定の文字列の指定
- 数値や日付の一致・比較
- 部分一致
- ほかにもさまざまな条件の指定が可能
よくある例として部署別や地域別の平均売上を計算したりするときに使います。今回は例として、男女別にテストの平均を出すことを行います。赤枠内にAVERAGEIF関数が入っています。
AVERAGEIF関数の使い方
AVERAGEIF関数の構文を確認します。
AVERAGEIF関数には引数(ひきすう)が3つあります。それぞれの引数には以下のような意味があります。
【引数の説明】
No | 引数名 | 説明 |
1 | 範囲 | 「条件」の検索対象となるセル範囲を指定します。 |
2 | 条件 | 「範囲」のセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。 |
3 | 平均対象範囲 | 平均の対象となるセル範囲を指定します。 「範囲」と「検索条件」で絞り込まれた結果について、この「平均対象範囲」内の数値が計算されます。 |
【検索条件をセルにした場合】
第2引数の検索条件
AVERAGEIF関数の第2引数である検索条件には、さまざまな指定方法があるので、今回はその中でも代表的な指定方法を説明いたします。
第1引数の「範囲」からセルを検索するための条件を、数値・式・セル参照・文字列で指定します。
【文字列を指定する場合】
「”」(ダブルクォーテーション)で囲みます。
【セルを参照する場合】
セルを指定します。
この例では、英語(C列)が90点以上の生徒の平均点(H列)の平均点((74.6+77)/2=75.8)を出すことになります。
>1 | >=1 | =1 |
<1 | <=1 | <>1 |
ワンポイントプロテイン(アドバイス)
この悪魔的なAVERAGEIF関数は、指定した条件に一致する平均を求める関数だった。しかし世の中には、さらに悪魔的なAVERAGEIFS関数というものがある。AVERAGEIF関数は条件が1つだけだったが、AVERAGEIFS関数はなんと複数条件が指定できてしまうんだ!こいつもぜひ覚えてくれ!
まとめ
AVERAGEIF関数も使う場面が多い関数だからどんどん使って覚えてくれ。やればやるだけ身につくことを忘れるなよ!パンプアップとスキルアップは一緒だ!!!
項目 | 詳細 |
関数 | =AVERAGEIF(範囲,条件,平均対象範囲) |
範囲 | 検索の対象となるセル範囲を指定します。 |
条件 | セルを検索するための条件を指定します。 |
平均対象範囲 | 平均の対象となるセル範囲を指定します。 |
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