COUNTA関数
エクセルと筋肉は裏切らない!!!マッスルたけちゃんだ!
ブランド服より割れた腹筋!
よし、今日はCOUNTA関数についてレクチャーするぞ!
COUNT関数とは違うんですか?
COUNT関数とCOUNTA関数はともに該当するセルがいくつあるかを数える関数だが、数えたい対象のデータが違うんだ。
具体的には、セルやセルの範囲に空白以外のセルを数えたいならCOUNTA関数を使って、数値セルを数えたいならCOUNT関数を使うんだ。
先生、めちゃめちゃ難しいです。。。
よし!いつも通りできるだけだれでもわかりやすい様に図解入りで説明するぞ!
筋肉とか体脂肪の計算はさらに難しくしていると思うので、ちゃんとエクセルの話でお願いします。
そ・そ・そうだな。
COUNTA関数はCOUNT関数と使い方がほとんど一緒だから、使い方の説明は簡単にして、COUNTA関数とCOUNT関数の違いについてがっつりレクチャーするぞ!ついてこい!
COUNTA関数とは
COUNTA(カウント・エー)関数は、選択したセルやセルの範囲に含まれる空白以外のセルの数を求める関数です。
使い方はCOUNT関数とまったく一緒だ!
具体的な違いを早く知りたい人は、「COUNTA関数の使い方」の章を読み飛ばしてくれ。
COUNTA関数の使い方
COUNTA関数の構文を確認します。COUNT関数とまったく一緒です。
COUNTA関数には引数(ひきすう)が1つ以上あり、値2以降の引数の設定は任意です。個人的には入力する機会は少ないと思います。値(引数)は最大で255まで指定することができます。
それぞれの引数には以下のような意味があります。
- 数値1・・・数えたいセルもしくはセルの範囲を指定。
- 数値2・・・設定は任意。数えたいセルもしくはセルの範囲を指定。
【セルの範囲を指定する方法は3つ】
- 直接記述する
- マウスでドラッグしてまとめてセルを選択する
- 1つずつセルを選択する
【具体的な記述例】
- セルのA1、A2、A3を選択する場合
数式バーもしくはセルには「=COUNTA(A1:A3)」もしくは「=COUNTA(A1,A2,A3)」のように記述します。 - 連続したセルならば、マウスで複数のセルをドラックするだけで選択可能です。
- 連続していないセルならば、「Ctrl」ボタンを押しながら複数のセルをドラッグするだけで選択可能です。
今回はB2,B3,B4,B5,B6,B7,B8,B9,B10を選択したいので、
COUNTA(B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8,B9,B10)もしくはCOUNTA(B2:B10)となります。
COUNTA関数とCOUNT関数の違い
COUNTA関数とCOUNT関数の違いについて説明します。
COUNTA関数:選択したセルに含まれる空白以外のセルの数を求める関数
COUNT関数:選択したセルに含まれる数値の数を求める関数
2つの関数をざっくりまとめます。
- 数値が含まれるセルを数えたい場合はCOUNT関数
- 空白以外のセルを数えたい場合はCOUNTA関数
- COUNT関数もCOUNTA関数も、空白セルは無視
それでは、実際にCOUNTA関数とCOUNT関数の違いを計算結果を交えて見ていきます。3つのケースで確認します。
- CASE-A:すべて数値が入っているケース
- CASE-B:空白が含まれるケース
- CASE-C:空白と文字列が含まれるケース
11行目にはCOUNT関数、12行目にはCOUNTA関数を使っています。わかりやすい様にA列目にNoとして連番を入れています。
関数の計算結果がこちらです。
- CASE-Aを確認すると、結果は変わっていないことが確認できます。
- CASE-Bを確認すると、空白セルを無視していることが確認できます。
- CASE-Cを確認すると、COUNT関数では、文字列も空白セルも数えていないですが、COUNTAでは、空白せるのみを無視したセルの数を数えていることが確認できます。
まとめ
COUNTA関数は空白以外のセルを数えたい時に便利だ!
空白セルを数えるCOUNTBLANK関数というのもあるから一緒に覚えておくと便利だぞ!エクセル関数の勉強のコツだな
項目 | 詳細 |
関数 | =COUNTA(数値1,[数値2],…) |
数値1 (必須) |
数えたいセルもしくはセルの範囲を指定。 |
数値2 (省略可) |
数値1以外に数えたいセルもしくはセルの範囲を指定。 |
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